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ロンボク島の伝統観光地サデ村

こんにちは、ソフィーとまたお会いできてうれしいです。私のブログをご覧いただきありがとうございます。私が提供するストーリーや情報が、皆さまのお役に立てれば幸いです。

今回は、ロンボク島にある「サデ伝統村(Desa Adat Sade)」のユニークな魅力についてご紹介したいと思います。

サデ村は、インドネシアの西ヌサ・トゥンガラ州ロンボク島に位置する、ササック族の伝統的な村の一つです。この村は、ササック文化の純粋さと保存状態の良さで知られています。

以下は、サデ村の興味深い伝統文化のいくつかです:

伝統的な家屋:
サデ村には、シンプルでありながら機能的なデザインを持つ、ユニークなササック族の伝統家屋があります。

伝統と習慣:
村の人々は、伝統的な結婚式や宗教儀式など、ササック族の文化と習慣を今でも大切に守っています。

ユニークで興味深い伝統の一部をご紹介します:
• 誘拐結婚(メラリッ/Merariq):
ササック族の結婚の伝統では、新郎とその親族が新婦を「誘拐」するという風習があります。その後、「ニョンコラン(Nyongkolan)」という行列で、伝統音楽「ゲンダン・ブレッ(Gendang Beleq)」を演奏しながら花嫁花婿を祝福します。
• ニョンコラン(Nyongkolan):
家族や親族に結婚の承認と祝福を求めるための伝統的な結婚行列です。
• 伝統舞踊:
サデ村には「プレセアン(Presean)」や「ガンドゥルン(Gandrung)」などの伝統舞踊があります。プレセアンは勇気と力を象徴し、ガンドゥルンは尊敬される来客を歓迎し、喜びを表現する踊りです。


• イカット織り:
織物はサデ村の生活の重要な一部であり、模様にはそれぞれ深い意味や哲学が込められています。


• 伝統儀式:
サデ村では、収穫祭や村の清めなど、自然との調和を大切にした儀式が行われています。これらは、自然や祖先とのつながりの重要性を示しています。

また、サデ村には次のようなユニークな習慣もあります:
• 自然素材を使った家づくり:
「バレ・タニ(Bale Tani)」と呼ばれる伝統家屋は、竹、木材、藁、粘土などの自然素材で作られています。
• 床掃除に水牛の糞を使用:
水牛の糞を使って床を清掃することで、建物の強度が増し、蚊やハエが少なくなると信じられています。
• 地域の関与:
村人たちは文化や伝統の保存に積極的に取り組み、地域の可能性を育てています。
• 文化観光:
サデ村は、ササック族の本物の文化が体験できる人気の文化観光地です。
• 地域経済の発展:
手工芸、農業、観光などを通じて、地域経済の発展にも力を入れています。

サデ村は、ササック文化の保存と持続可能な地域経済発展の成功例と言えるでしょう。今回はこの辺で、また次回の記事で面白い話をお届けしますね。ありがとうございました!