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ロンボク博物館に保存されたロ歴史と文化

みなさん、こんにちは。リスマです。今回の記事では、私がNTB博物館を訪れた体験についてお話しします。今回の訪問では、ロンボクを紹介すると同時に、ロンボクに残る歴史的なものを取り上げ、この島での観光やビジネス展開に投資家の関心を高めることを目的としました。
ロンボク島は、美しいビーチで有名なだけでなく、豊かな歴史と文化遺産をも有しています。その長い歴史を記録している場所の一つが、マタラム市のパンジ・ティラル・ネガラ通りにある ヌサトゥンガラ・バラット州立博物館 です。


博物館の歴史
この博物館は1982年に開館し、ヌサトゥンガラ・バラット地域の文化保存と研究の拠点として設立されました。その存在は、古くからのロンボクやスンバワの芸術、習慣、そして社会生活の発展を物語るものです。
博物館のコレクション
この博物館には、7,000点以上のコレクションがあり、いくつかのカテゴリーに分かれています。
考古学

考古学(こうこがく)とは、人類の過去の生活を、人間が残した遺物を通して研究する学問です。遺物には、人間が作った道具などの「人工遺物(artefact)」、自然に由来する「生態遺物(ecofact)」、そして古代の建物や構造物といった「遺構(feature)」が含まれます。
石斧、土器、石棺など、ロンボクにおける先史時代の人々の生活を示す遺物。
民族誌

エスノグラフィー(民族誌学)とは、文化人類学の一分野であり、ある社会集団の生活を深く研究し、記述する学問です。特に、慣習、文化、言語、生活様式、そして社会的相互作用に関わる事柄を対象とします。
ササック族、サマワ族、ムボジョ族の文化的な品々。生活用具、伝統衣装、儀式用具などが展示されています。
芸術と文化


伝統的な楽器(ゲンダン・ブレック、ガンブス、竹笛)や、意味深い模様を持つロンボクの伝統織物ソンケット。
貨幣学と切手学

各時代の硬貨や紙幣、切手のコレクションで、地域経済の歩みを映し出しています。
生物学


NTB特有の動植物。固有の鳥類や伝統薬草の標本も含まれます。
魅力

この博物館は豊富なコレクションに加え、文化展覧会、セミナー、教育イベントの会場としても利用されています。ロンボクの雰囲気を感じられる伝統的な建築様式も魅力のひとつで、来館者は博物館の門をくぐった瞬間から地域文化を体感できます。
まとめ
ロンボクを訪れる皆さんは、ぜひ ヌサトゥンガラ・バラット州立博物館 に立ち寄ってみてください。ここは、歴史・芸術・文化を深く学ぶための最適な場所です。博物館は単なる歴史的遺物の収蔵庫ではなく、ロンボクの人々のアイデンティティを理解するための窓でもあります。