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ロンボク島観光地のご紹介

こんにちは、リスマです。

今回は、歴史的に有名な庭園の一つであるナルマダ公園を訪れた体験についてお話しします。
まずその前に、ナルマダ公園の歴史と背景についてご紹介します。ナルマダ公園は、1727年にカランアセム王国の王、アナック・アグン・グデ・ヌラ・カランアセムによって建立されました。この庭園は、サカ暦の5番目の満月(およそ10月から11月)に行われる「パケレム(神々への供物と礼拝)」の祭礼の場であり、また乾季に王が休息する場所として造られました。公園はリンジャニ山を模したもので、中央には湖が設けられ、本物さながらの精神的かつ美的な雰囲気を味わうことができます。庭園の頂上には、リンジャニ山に向かって建てられたカラサ寺院があり、小さなセガラ・アナック湖とつながっています。


歴史的な側面だけでなく、この庭園は神聖で霊的な場所としても知られています。ナルマダ公園は単なる庭園ではなく、礼拝の場でもあります。「バレ・プティルタン」にはナルマダ、スラナディ、リンガサルの3つの水源が集まっており、ここから湧き出る水は「若返りの水」と呼ばれています。この水は霊的な力を持ち、体を清めると信じられています。私も訪れた際に、この神聖な水を飲んでみました。口にすると、ほんのり甘く、冷たく爽やかで、普段飲む水とは少し違った味わいでした。特にヒンドゥー教徒の間では、この水には病気を治し、オーラを開き、若さを保つ効能があると信じられています。


現在、ナルマダ公園は観光やレクリエーションの場として広く利用されています。家族連れや学生に人気の観光地で、天然のプールで泳いだり、自然を満喫したり、フライングフォックスやペダルボートを楽しんだりすることができます。地元の観光客はリラクゼーションの要素に惹かれる一方で、外国人観光客は歴史や考古学的価値に関心を持つ傾向があります。そのため、常に多くの地元客や外国人観光客で賑わっています。


私が訪れたときも、学生の団体や外国人観光客など多くの人々が来ていました。園内を巡るうちに、私自身もこの庭園の美しさに魅了されました。青々とした木々に囲まれた景観はとても清々しく、心を落ち着かせてくれます。

もし皆さんがロンボクを訪れる際には、ぜひこのナルマダ公園に立ち寄ってみてください。