ロンボクの自然美を探検    ~ビーチだけではない魅力~

皆さん、こんにちは。リズキアです。今回の記事では、ロンボクの美しいビーチの裏側に隠された、もう一つの魅力についてご紹介します。それは、特に西ロンボクのセサオ村にある清流や川の美しさです。
ロンボクは昔から、美しいビーチや世界的に有名なギリ島の魅力で知られてきました。しかし、この島の魅力は海岸線だけにとどまりません。実は、訪れる人々を魅了するもう一つの楽園が存在します。それは川と滝の美しさです。その中でも特におすすめなのが、セサオで体験できる リバーチュービング や、島の各地に点在する滝を巡る冒険です。


セサオのリバーチュービング:森の中で味わう冒険の感覚
セサオは西ロンボク県に位置する自然観光地で、豊かな保護林に囲まれた涼しく爽やかな場所です。ここでは観光客が 渓流下り(リバーチュービング) を体験できます。大きな浮き輪に乗って清流を下るこのアクティビティは、透き通った川の流れと緑豊かな木々に囲まれ、忘れられない体験を与えてくれます。スリルを味わいたい方にぴったりですが、地元ガイドがコースを管理しているので安心して楽しめます。


また、セサオの川は水遊びや水浴び、家族でのピクニックにも人気のスポットです。そのため、ビーチ以外の自然観光地としてよく選ばれています。
さらに、セサオ川は家族連れや友人同士だけでなく、学生団体や地域の集まり(例えば婦人会など)にもよく利用される憩いの場となっています。


セサオ川の冷たい水と絶品グルメ
セサオの川で遊んだ後は、ぜひ地元のグルメを味わってください。特に有名なのは、冷たい水遊びの後にぴったりな「サテ・ブラヤッ(Sate Bulayak)」です。香ばしい串焼きと、まるで氷水のように冷たい川の水との組み合わせは格別で、セサオならではの魅力といえます。セサオの水は新鮮で澄んでおり、そして驚くほど冷たいのが特徴です。


ロンボクを訪れる皆さんへ
ロンボクに来られる際は、ぜひセサオの川にも立ち寄ってみてください。きっと楽しいひとときが過ごせるはずです。そして一度訪れたら、また戻ってきたくなるような思い出になることでしょう。

ロンボクにおけるイスラムの歴史と文化遺産:バヤン・ベレッ古モスク

こんにちは、デサックです。改めてこのブログを開いて読んでいただきありがとうございます。皆さんにとって少しでも役立つことを願っています。今回は「バヤン・ベレッ古モスク」についてご紹介します。

バヤン・ベレッ古モスクについて
バヤン・ベレッ古モスクは、インドネシアで最も古いモスクの一つであり、西ヌサ・トゥンガラ州北ロンボク県バヤン郡バヤン村に位置しています。

バヤン・ベレッ古モスクの歴史
このモスクは17世紀、正確には1634年に建てられたと推定されています。当時有名なウラマーであったトゥアン・グル・ハジ・アブドゥル・マリク(通称TGHアブドゥル・マリク)によって建立されました。建設当初、このモスクはロンボク島におけるイスラム教布教の拠点として機能し、地域のイスラム化の過程において重要な象徴となりました。

建築様式
バヤン・ベレッ古モスクは独特で特徴的な建築様式を持ち、ササック族の伝統的なスタイルとイスラム文化の影響が融合しています。屋根は三層構造で瓦を用いており、壁はレンガと木材で作られています。また、アザーンを行うためのミナレット(尖塔)も備えられています。

歴史的・文化的価値
このモスクはロンボクの人々だけでなく、インドネシア全体にとっても非常に高い歴史的・文化的価値を有しています。イスラム教の普及における重要なシンボルであると同時に、宗教活動や文化活動の中心地でもあります。

保存と発展
これまでに数回の改修・拡張が行われましたが、建築の独自性と本来の姿は守られ続けています。政府と地域社会は、このモスクを貴重な歴史・文化遺産として保存する努力を続けています。

バヤン・ベレッ古モスクは、インドネシアにおけるイスラム文化と歴史の極めて貴重な遺産の一つです。その豊かな歴史と独特の建築様式によって、イスラム教の布教の象徴となり、宗教・文化活動の中心地として重要な役割を果たしてきました。したがって、このモスクを後世に伝え、発展させることは非常に大切です。

歴史的な価値に加えて、バヤン・ブレック古代モスクは国内外の観光客にとって観光地となっています。このモスクには、イスラムを広めた人々の墓も多くあります。

マタラム市中心部からの距離は約80kmで、車での所要時間はおよそ1~2時間、または運転速度によって異なります。バヤン・ブレック古代モスクを訪れるための特定の入場料はありませんが、訪問者は礼儀正しい服装を心がけ、宗教的および地域文化の価値を尊重することが求められます。

ぜひ、バヤン・ブレック古代モスクを訪れ、ロンボクならではの美しさと独自の魅力を体感してください。今すぐ旅の計画を立て、この特別な体験をお楽しみください!

この記事が皆さまのお役に立てれば幸いです。ありがとうございました。

ロンボク人の独特な結婚文化

こんにちは、ファリッドです。
今回はロンボク島のササック族に伝わる有名な伝統のひとつ、メラリッ(Merariq) についてお話ししたいと思います。

メラリッ(Merariq)は、ササック族特有の結婚の伝統であり、他にはない独自の特徴を持っています。多くの地域では結婚が正式な求婚から始まりますが、ササック族の伝統では最初の段階が「誘拐」または mererarik と呼ばれる花嫁候補を男性側が連れ去る儀式から始まります。

しかし、ここでいう「誘拐」とは犯罪行為ではなく、あくまで象徴的な慣習です。通常、この行為は双方の合意と自発的な気持ちの上で行われます。女性は自分の家から男性側の親族の家へと「連れ去られ」、そこから結婚に関わる一連の儀式が始まります。メラリッの伝統は代々受け継がれ、ササック族の人々が祖先と文化に敬意を払う象徴的な慣習となっています。

「セラバール(Selabar)」と呼ばれる正式な通知の儀式が女性側の家族に行われた後、男性側の家族は アジ・クラメ(Aji Krame) と呼ばれる一定の金銭や財産を支払う義務があります。アジ・クラメは、他人の娘を「連れ去った」ことに対する敬意と同時に「償い」として解釈されています。

その金額は家族の社会的地位や学歴、あるいは両家の合意によって大きく異なります。特に貴族階級(プルワングセ Perwangse)の家族の場合、その額は非常に高額になることもあります。この伝統は尊重の形として広く受け入れられてきましたが、一方で男性側に大きな経済的負担を課す可能性があるため、批判の対象にもなっています。

さらに、メラリッの伝統においてよく見られるのが 若年での結婚 です。18歳になる前に結婚させられるカップルも少なくなく、慣習が国の法律よりも優先されると考えられているのです。

しかし、若すぎる結婚には多くのリスクがあります。健康への影響、教育の中断、そして経済的にも精神的にも未熟な若者の将来に大きな影を落とす可能性があります。インドネシア政府はすでに結婚の最低年齢を男女ともに19歳と定めていますが、ロンボクでは「伝統を守る」という理由から未成年婚の慣習が今なお多く見られるのが現状です。

すべての結婚儀式が終わった後に行われる、非常に重要で人々が楽しみにしている伝統のひとつが ニョンコラン(Nyongkolan) です。ニョンコランとは、結婚式の後に行われる新郎新婦の行列のことで、新郎新婦は大家族や親戚とともに新婦の家へ向かって練り歩きます。その際には、ササック族の伝統音楽である ゲンダン・ブレック(Gendang Beleq) の演奏が華やかに響き渡ります。

ニョンコランは単なるお祝いではなく、二人が正式に夫婦となったことを象徴すると同時に、両家の結びつきをより深める意味も持っています。さらに、この行列は地域社会への敬意を示す場であり、「この結婚が無事に執り行われました」と周囲に知らせる役割も果たします。多くの場合、ニョンコランはにぎやかで喜びに満ちた雰囲気で行われ、ササック文化の華やかさを一層引き立てています。

メラリッ(Merariq)とニョンコラン(Nyongkolan)は、ササック族の結婚習慣において切り離すことのできない大切な伝統です。mererarik、アジ・クラメ(Aji Krame)、そして華やかな行列であるニョンコランに至るまで、そのすべてが祖先から受け継がれてきた豊かで力強い文化的価値を物語っています。

しかし、その美しい伝統の陰には、未成年婚の慣習やアジ・クラメによる経済的負担といった課題も存在します。より現代的な理解をもって臨むことで、若い世代の権利を犠牲にすることなく、この伝統を守り続けることができるのです。

ロンボク島は自然の美しさだけでなく、独自の文化や伝統によっても魅力あふれる場所です。もしロンボクを訪れるなら、ササック族の結婚文化にもぜひ触れてみてください。そこには、受け継がれてきた物語と貴重な知恵が息づいています。

次回は私もまた皆様に興味を持ってもらえる記事を書きたいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました

ロンボクに来たらどこへ行く?

こんにちは、
ファドリーです!
この記事では、ロンボク島について、そしてなぜみなさんにロンボクを訪れてほしいのかをお話しします。

私は27歳で、生まれてからずっとロンボク島で暮らしています。27年間ロンボクに住んでいるので、島のさまざまな観光地を訪れてきました。ロンボクは国内外の人々に人気の観光地として知られており、「バリ島の弟分」とも言われることがあります。日本人はまだ知らない方が多いですが世界的に見ればロンボク島はバリに引けをとらない人気エリアなのです

では、ロンボクに来たら何をすればいいのでしょうか?

ロンボク島をまだ知らない方のために説明すると、

ここは本当に「パーフェクトなバカンスアイランド」とも言える場所です。

美しいビーチ、小さな島(ギリ)、山、山の上の湖、丘、滝など、自然が豊かでバリエーションに富んだ観光地が揃っています。
では、私のお気に入りのスポットをいくつか紹介していきます。

  1. ロンボクのビーチ

ロンボクには美しいビーチがたくさんありますが、私のお気に入りは以下の3つです:

クタビーチ(Pantai Kuta)
プジュッ(Pujut)地区に位置するクタビーチは、白い砂浜と透明な海、そして山々の風景が特徴です。サーフィンや日光浴にも最適な場所です。近くにはモトGPのマンダリカ・サーキットもあり、毎年多くのモトGPファンが訪れています。

メレセの丘(Bukit Merese)
緑に覆われたこの丘は、海とサンセットを一望できる絶景スポットです。丘の上からは、広がる白砂のタンジュン・アン(Tanjung Aan)ビーチが見渡せます。

セロン・ベラナックビーチ(Pantai Selong Belanak)
三日月のようにカーブした美しいビーチで、約1kmの長い海岸線が広がっています。インド洋に面しており、果てしない水平線が魅力です。

  1. ギリ(Gili)と呼ばれる小さな島々

「ギリ」とは、ロンボク島の周囲に点在する小さな島のことです。有名なギリには以下の場所があります:

ロンボク北部: ギリ・トラワンガン、ギリ・メノ、ギリ・アイル

これらのギリはどれも白砂のビーチが広がり、自然がそのまま残されています。波も穏やかで、心が癒され、リフレッシュできる場所です。

  1. リンジャニ山とその丘

リンジャニ山(Gunung Rinjani)はロンボク東部、センバルン・ラワン(Sembalun Lawang)に位置し、標高は3,726メートル。インドネシアで2番目に高い火山です。美しい景色で登山者に人気があり、登山者の憧れの山です。

この山はかつて1257年に大噴火したサマラス山の後継であり、当時の噴火は地球の気温を下げるほどの影響を与えました。現在では、リンジャニの火口にはセガラ・アナック湖(Danau Segara Anak)が広がり、神秘的な景色を作り出しています。

  1. 滝(Air Terjun)

ロンボクには美しい滝もたくさんあり、県ごとに分布しています。私のお気に入りの滝をいくつか紹介します:

スンダン・ギレ滝(Sendang Gile)

ティウ・ケレップ滝(Tiu Kelep)

ブナン・クランブ滝(Benang Kelambu)

ブナン・ストケル滝(Benang Stokel)

それぞれが違った魅力を持ち、自然の癒しを与えてくれるスポットです。

ぜひ、皆さんも一度はロンボクを訪れてみてください!
自然、文化、冒険、癒し、すべてがここにはあります。

今のロンボクがどんな感じか気になっていて、訪れてみたいと思っている方は、ぜひ私たちのSNSアカウントをチェックしてみてください👇https://www.instagram.com/kuba.lombok?igsh=eWY1MGtkemJ3bnkz

この記事を読んでいただき、ありがとうございました。またお会いしましょう。👋🏼

ロンボク島の伝統観光地サデ村

こんにちは、ソフィーとまたお会いできてうれしいです。私のブログをご覧いただきありがとうございます。私が提供するストーリーや情報が、皆さまのお役に立てれば幸いです。

今回は、ロンボク島にある「サデ伝統村(Desa Adat Sade)」のユニークな魅力についてご紹介したいと思います。

サデ村は、インドネシアの西ヌサ・トゥンガラ州ロンボク島に位置する、ササック族の伝統的な村の一つです。この村は、ササック文化の純粋さと保存状態の良さで知られています。

以下は、サデ村の興味深い伝統文化のいくつかです:

伝統的な家屋:
サデ村には、シンプルでありながら機能的なデザインを持つ、ユニークなササック族の伝統家屋があります。

伝統と習慣:
村の人々は、伝統的な結婚式や宗教儀式など、ササック族の文化と習慣を今でも大切に守っています。

ユニークで興味深い伝統の一部をご紹介します:
• 誘拐結婚(メラリッ/Merariq):
ササック族の結婚の伝統では、新郎とその親族が新婦を「誘拐」するという風習があります。その後、「ニョンコラン(Nyongkolan)」という行列で、伝統音楽「ゲンダン・ブレッ(Gendang Beleq)」を演奏しながら花嫁花婿を祝福します。
• ニョンコラン(Nyongkolan):
家族や親族に結婚の承認と祝福を求めるための伝統的な結婚行列です。
• 伝統舞踊:
サデ村には「プレセアン(Presean)」や「ガンドゥルン(Gandrung)」などの伝統舞踊があります。プレセアンは勇気と力を象徴し、ガンドゥルンは尊敬される来客を歓迎し、喜びを表現する踊りです。


• イカット織り:
織物はサデ村の生活の重要な一部であり、模様にはそれぞれ深い意味や哲学が込められています。


• 伝統儀式:
サデ村では、収穫祭や村の清めなど、自然との調和を大切にした儀式が行われています。これらは、自然や祖先とのつながりの重要性を示しています。

また、サデ村には次のようなユニークな習慣もあります:
• 自然素材を使った家づくり:
「バレ・タニ(Bale Tani)」と呼ばれる伝統家屋は、竹、木材、藁、粘土などの自然素材で作られています。
• 床掃除に水牛の糞を使用:
水牛の糞を使って床を清掃することで、建物の強度が増し、蚊やハエが少なくなると信じられています。
• 地域の関与:
村人たちは文化や伝統の保存に積極的に取り組み、地域の可能性を育てています。
• 文化観光:
サデ村は、ササック族の本物の文化が体験できる人気の文化観光地です。
• 地域経済の発展:
手工芸、農業、観光などを通じて、地域経済の発展にも力を入れています。

サデ村は、ササック文化の保存と持続可能な地域経済発展の成功例と言えるでしょう。今回はこの辺で、また次回の記事で面白い話をお届けしますね。ありがとうございました!

ロンボク博物館に保存されたロ歴史と文化

みなさん、こんにちは。リスマです。今回の記事では、私がNTB博物館を訪れた体験についてお話しします。今回の訪問では、ロンボクを紹介すると同時に、ロンボクに残る歴史的なものを取り上げ、この島での観光やビジネス展開に投資家の関心を高めることを目的としました。
ロンボク島は、美しいビーチで有名なだけでなく、豊かな歴史と文化遺産をも有しています。その長い歴史を記録している場所の一つが、マタラム市のパンジ・ティラル・ネガラ通りにある ヌサトゥンガラ・バラット州立博物館 です。


博物館の歴史
この博物館は1982年に開館し、ヌサトゥンガラ・バラット地域の文化保存と研究の拠点として設立されました。その存在は、古くからのロンボクやスンバワの芸術、習慣、そして社会生活の発展を物語るものです。
博物館のコレクション
この博物館には、7,000点以上のコレクションがあり、いくつかのカテゴリーに分かれています。
考古学

考古学(こうこがく)とは、人類の過去の生活を、人間が残した遺物を通して研究する学問です。遺物には、人間が作った道具などの「人工遺物(artefact)」、自然に由来する「生態遺物(ecofact)」、そして古代の建物や構造物といった「遺構(feature)」が含まれます。
石斧、土器、石棺など、ロンボクにおける先史時代の人々の生活を示す遺物。
民族誌

エスノグラフィー(民族誌学)とは、文化人類学の一分野であり、ある社会集団の生活を深く研究し、記述する学問です。特に、慣習、文化、言語、生活様式、そして社会的相互作用に関わる事柄を対象とします。
ササック族、サマワ族、ムボジョ族の文化的な品々。生活用具、伝統衣装、儀式用具などが展示されています。
芸術と文化


伝統的な楽器(ゲンダン・ブレック、ガンブス、竹笛)や、意味深い模様を持つロンボクの伝統織物ソンケット。
貨幣学と切手学

各時代の硬貨や紙幣、切手のコレクションで、地域経済の歩みを映し出しています。
生物学


NTB特有の動植物。固有の鳥類や伝統薬草の標本も含まれます。
魅力

この博物館は豊富なコレクションに加え、文化展覧会、セミナー、教育イベントの会場としても利用されています。ロンボクの雰囲気を感じられる伝統的な建築様式も魅力のひとつで、来館者は博物館の門をくぐった瞬間から地域文化を体感できます。
まとめ
ロンボクを訪れる皆さんは、ぜひ ヌサトゥンガラ・バラット州立博物館 に立ち寄ってみてください。ここは、歴史・芸術・文化を深く学ぶための最適な場所です。博物館は単なる歴史的遺物の収蔵庫ではなく、ロンボクの人々のアイデンティティを理解するための窓でもあります。

弊社の事業紹介

こんにちは、またお会いできて嬉しいです。私、デサックです。
まず初めに、私のブログを開いて読んでいただきありがとうございます。

私のブログが皆さんにとって役に立つことを願っています。
今回は「Biraku Japanese Restaurant(ビラク・ジャパニーズ・レストラン)」について、少しご紹介したいと思います。

ビラク・ジャパニーズ・レストランは、PT Kuba Lombokの傘下にある事業の一つで、2022年から現在まで営業しています。
このレストランはロンボク島にあるギリ・トラワンガンという島に位置しており、代表の江口吹樹社長が『当時この島で日本食を食べてよくお腹を壊しており、安心して食べられる日本食を作りたい。』ということからこの計画が始まりました。とてもユニークな「日本風コンセプト」で運営されているため、中に入った瞬間一気に雰囲気も代わりまるで日本にいるような気分を味わうことができるのも特徴です。

ユニークなコンセプトだけでなく、このレストランでは多くの日本料理メニューを提供しています。
ビラク・ジャパニーズ・レストランの料理は、美味しさと本場の味で知られています。

ビラクでは日本料理だけでなく、ナシゴレン、ミーゴレン、チャプチャイなどのインドネシア料理も多数用意されています。

そのユニークなコンセプトと素晴らしいサービスのおかげで、ビラク・ジャパニーズ・レストランには多くの国内外の観光客が訪れています。
料理を楽しむだけでなく、ここでは「着物」や「浴衣」といった日本の伝統衣装を試着することもでき、お客様に無料で貸し出しています。

ビラク・ジャパニーズ・レストランは、ギリ・トラワンガンを訪れる際に安心して行けるお店の一つです。ユニークなコンセプト、美味しい料理、親切で丁寧なサービス、そしてギリ・トラワンガンの港やメインストリートからもとても近い場所にあります。

この記事を気に入っていただけたら嬉しいです。皆さんにとって有益な情報となっていれば幸いです。
次回の記事でまたお会いしましょう。
ありがとうございました。

住宅開発事業の進捗状況

こんにちは、ファドリーです。
今日は 2025年9月8日、私たち KUBAオフィス から「KUBAレジデンス」住宅プロジェクトの進捗状況を更新します。

先週のアップデート以降、現在では家の基礎部分の進展が見られるようになりました。モデルハウスの基礎は、すでに政府(PU事務所)で承認されたマスタープランに基づいて、インドネシア国家規格(SNI)に準拠して施工されています。

9月の第1週から、モデルハウス2棟分の基礎コンクリート工事が完了しました。
「モレン」と呼ばれるミキサー機を使用することで、施工初期の作業が効率的に進められました。作業員の多くは若く、住宅建設の経験も豊富で、プロセスがスムーズに進むように計画されています。

私は通常、週に3~4回現場を訪れてチェックしています。その際に同行してくれるのがアグスさんです。彼はこのプロジェクトの施工責任者かつ建築士であり、開始から完了まで非常に重要な役割を担っています。
アグスさんは施工の質や予算の管理など、プロジェクト全体において責任を負っています。私たちは通常、仕事終わりの夜に会って打ち合わせを行い、プロジェクトに関する課題を迅速に解決できるようにしています。

このモデルハウスの建設は、10月中に仕上げ工事まで完了させる予定です。
インドネシアでは、完成済みのモデルハウスはマーケティングに非常に効果的で、オンライン・オフライン両方での販売活動に活用されることが多いです。実際に建物を見て品質を確認できるのは、購入希望者にとって大きな魅力です。

今回の第1プロジェクト(2階建て住宅14棟)が完了した後には、その背後にある敷地に1階建ての住宅を建設する第2フェーズに入る予定です。こちらもヴィラ風の美しく頑丈なデザインで建設され、統一感のある住宅地を目指します。

この初期プロジェクトの成功が、今後のKUBAチームによる住宅開発の鍵となります。
周囲の住宅地と比べても、「KUBAレジデンス」のデザインや雰囲気の違いは明らかです。ロンボクに多く存在する商業住宅は、ほとんどがモダン・ミニマリストなデザインである一方、私たちの住宅は未来的かつエステティックなヴィラモダンスタイルを採用しており、他とは一線を画しています。

さらに立地も抜群で、国道(バイパス通り)沿いにあり、交通の便も非常に優れています。

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「KUBAレジデンス」をもっと知りたい方は、ぜひ以下のリンクをチェックしてください👇
https://www.instagram.com/kubaresidence.id?igsh=MXBiaWtpbDJqcXp3YQ==

今回の進捗ブログはここまでです。次回のアップデートもぜひお楽しみに!
ありがとうございました。

ギリ・トラワンガン島の海中の美しさ

皆さんこんにちは、リスマです。今回の記事では、ロンボク島で有名な海中の美しさのひとつ、北ロンボク県に位置するギリ・トラワンガン島についてご紹介します。
ギリ・トラワンガン島は、ロンボク島の北西にある3つのギリのひとつで、古くから海を愛する人々に人気の観光地です。美しいビーチだけでなく、驚くほど素晴らしい海中景観が広がっており、世界中のダイバーやシュノーケラーから「楽園」と呼ばれるのも納得です。以下に、この島で見られる魅力をご紹介します。

  • 魅惑的なサンゴ礁
    ギリ・トラワンガンの周辺には、さまざまな形や色をしたサンゴ礁が広がっています。これらのサンゴは数千もの海洋生物の住処となっており、色鮮やかな小さな魚から珍しい種類の海の生物まで、多様な生態系を形成しています。
  • 美しい熱帯魚たち
    ダイビングやシュノーケリングをすると、サンゴ礁の間を自由に泳ぐ熱帯魚の群れを見ることができます。よく見られるのは、クマノミ(clownfish)、チョウチョウウオ、そしてカラフルなブダイなどです。魚たちに囲まれて泳ぐ体験は忘れられない思い出となるでしょう。
  • ウミガメとの出会い
    ギリ・トラワンガンの海中で特に魅力的なのは、アオウミガメやタイマイの存在です。運が良ければ、優雅に泳ぐウミガメと一緒に泳ぐこともできます。こうしたウミガメは、島の人気シュノーケリングスポット周辺でよく見られます。
  • 多彩なダイビングスポット
    ギリ・トラワンガンには、初心者から上級者まで楽しめるさまざまなダイビングポイントがあります。有名なスポットには「シャーク・ポイント」「メノ・ウォール」「ハリック・リーフ」などがあり、小さなサンゴ魚やウミガメ、さらにはおとなしいサメまで観察できます。

  • 守られた生態系
    ギリ・トラワンガンでは、地域住民やコミュニティ、そして地方自治体が協力し、海中の自然保護に力を入れています。ウミガメの保護活動やサンゴの移植プログラムなど、未来の世代にもこの美しさを残すための取り組みが続けられています。まとめ
    ギリ・トラワンガンの海中の美しさは、単なる観光資源ではなく、インドネシアの豊かな海洋生物多様性を証明するものです。透明度の高い海水、色鮮やかなサンゴ礁、そして驚くほど多様な海の生物が織りなす世界は、まさに小さな楽園といえるでしょう。そのため、世界中から多くの観光客がこの島を訪れ、海中の絶景を楽しんでいます。
    ギリ・トラワンガンでの旅行を計画されている皆さんには、宿泊施設やレストラン、そして島の観光スポットを安心して楽しめるよう、私たちPT. Kuba Lombokがお手伝いいたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。

ロンボクのヒンドゥー教の伝統について

こんにちは、デサックです。

今回はロンボクにおけるヒンドゥー教の伝統についてさらにお話しします。

ロンボクのヒンドゥー教の伝統は語り尽くせないほど豊かです。前回の記事で紹介したいくつかの伝統以外にも、「ンガベン」や「プジャワリの儀式(トパット戦争)」のような行事があります。

ンガベン(Ngaben)は、ヒンドゥー教における火葬の儀式で、祖先の霊を清め、魂をこの世の束縛から解放し、創造主に還すことを目的としています。この儀式には、「バデ(遺体を運ぶ塔)」、「パトゥランガン(石棺)」の準備、ガムラン音楽の行進などが含まれ、最終的に遺灰は海に流されます。この儀式の哲学的な意味は、人間は自然から生まれ、自然に還るということです。

ンガベンの他にも、重要な伝統の一つにトパット戦争(Perang Topat)があります。これはロンボク西県にあるリンサール寺院で毎年行われる行事です。ロンボクのヒンドゥー教徒とイスラム教徒の双方が参加します。この伝統は「戦い」という名前ですが、実際には収穫への感謝、宗教間の調和と寛容を象徴する行事です。

トパット戦争の前には、ヒンドゥー教徒によるプジャワリの儀式(Upacara Pujawali)が行われます。この儀式には、ヒンドゥー教徒とササク族のムスリムが共に祈りを捧げます。「メダッ・セサジ」と呼ばれる儀式では、食べ物、果物、農作物などからなるお供え物を寺院全体に捧げて回ります。その後にトパット戦争が行われます。プジャワリとトパット戦争の儀式の締めくくりとして、投げられたクトゥパット(もち米の包み)は持ち帰られ、田んぼや畑に撒かれます。この儀式は通常、ササク族の暦の第7月の15日、満月の日に年に一度行われます。

今回はこれで終わりです。この記事が読んでくださった皆さんの役に立てば嬉しいです。
ありがとうございました。